恐るべき組織球性肉腫
2019/12/12
ケイチーさんの命を奪った直接の要因
それが、組織球性肉腫 …
ゴールデンの保護者の方々であれば
「 肥満細胞腫 」 や 「 リンパ腫」 そして
「 血管肉腫 」 といった病名は
既に耳慣れたものだと思います
そのどれもが、仮に悪性であれば
どの様に手立てを尽くしても
最終的には、愛しいゴルの命を
容赦なく奪うものであると言うことも …
それら、悪い意味でメジャーな病名に比べ
組織球性肉腫は、あまり耳慣れないものであり
正直ケイチーパパも、病名を告げられても
全くピント来ませんでした
先生までもが、珍しいと …
しかしながら、その悪性度たるや
肥満細胞腫や血管肉腫の比ではなく
恐るべきその転移の速さから
数ある悪性腫瘍の中でも
極めて予後が期待出来ないものだとか …
組織球性肉腫でも
例えば足首の先等、体の局所に出来た場合は
断脚等の外科的処置と抗がん剤治療の併用により
転移が完全に遮断されれば
最長で500日前後の余命が期待出来るケースもありますが
ケイチーさんの様に、体の奥深くの内臓に発症した場合
極めて高い確率で転移してしまうため
予後はかなり厳しい …
そして、通常の肝臓癌の場合は
癌を殺す体内のキラー細胞の減少により
既存の肝組織が癌化して発症するものですが
この組織球性肉腫の場合
肝組織が、外部から侵入した組織に塗り替えられる …
つまり、オセロの白が黒へ
一気に置き換えられる様なイメージで
その進行速度が驚くほど速く
ケイチーさんの場合
2週間前は正常値だった肝機能の数値が
たった2週間後には、もう既に片側の肝臓組織が
全て浸潤され、癌化 …
手の施し様が、ありませんでした
故に、この組織球性肉腫について
素人の私が、何ら予防策等を提唱出来るものでは
決してありません
上述の様に、その発症部位にもよりますが
もし羅漢したら、予後は極めて短いと
覚悟が必要かと思います
但し、見方を変えればケイチーさんの場合
比較的痛みを感じない肝臓に発症し
さらには血管肉腫やリンパ腫等で
長く抗癌剤治療で苦しい思いをするよりは
あまり苦しむ間もなく
潔いほどアッという間に旅立てた事は
せめてもの救いだったかなぁと、思います …
みなさんの愛するワンコたちが
いつまでもみなさんの側で
幸せに過ごせますように …
たくさんのメッセージやコメントをありがとうございます
ひとつひとつを拝読し、感謝の気持でいっぱいです
お返事出来ない不義理を、どうかご容赦下さい

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comment
どうかブログはそのままで……たまに過去の記事を見て女優さんの姿に癒されています。
聞いてみました
「産まれる前にケイティちゃんに会わんかった?」
っ聞くと
ニコッと✨
どうもあちらで逢って一緒に遊んだようですね😊
病気の説明、医学書みたいで勉強になります
他のワンちゃんの参考になることと思います❗
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