七日間
2018/04/22
朝日新聞を購読しているケイチー家 …

3月のある日、読者から寄稿される声欄に
「 妻が願った最期の七日間 」
という投稿が寄せられました
71歳の男性が、長年連れ添った奥様を
癌との闘病の末に亡くされ
その闘病中に奥様が、病室で書かれた手記を
ご主人が寄稿されたものです
読み終わった当時、すぐにママにも紹介した
その内容が、こちら …

「 七日間 」
神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間を下さい
一日目には台所に立って
料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌
カレーやシチューも冷凍しておくわ
二日目には趣味の手作り
作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバックやポーチ
心残りがないほど いっぱい作る
三日目にはお片付け
私の好きな古布や紅絹
どれも思いが詰まったものだけど
どなたか貰ってくださいね
四日目には愛犬連れて
あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな
思い出の公園 手をつなぎ歩く
五日目には子供や孫の
一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って
プレゼントも用意しておくわ
六日目には友達集まって
憧れの女子会しましょう
お酒も少し飲みましょか
そしてカラオケで 十八番を歌うの
七日目にはあなたと二人きり
静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて
ふたりの長い お話しましょう
神様お願い 七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに 時の来るのを待つわ
静かに静かに 時の来るのを待つわ

長年連れ添い、最期の最期までこの様な思いで
お互いを思い合える、素敵な夫婦関係 …
そしてそれは、夫婦関係に限らず
親子・友人・そして愛犬との関係でも
等しく存在するものではないでしょうか

特に手記の最後の部分 …
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに 時の来るのを待つわ
大好きな飼い主に看取られながら
静かに旅立ちたい …
ワンコなら誰でも思うであろう、この望み

共に過ごせる今に感謝しながら
最期の瞬間まで飼い主の責任を果たしたい …
手記を読んで、そう強く思った
ケイチー家なのでした

でもそれは、まだまだ先の予定なケイチーに
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comment
悲しくてつらい毎日ですが、毎日ケイチィちゃんの姿をみて、癒されています。
パパさん、ママさんありがとうございます!
最後って言葉は、好きじゃないけど何事にもついてくる
事ですからね。
エルフも最後は家で家族で見送れることを望んでますが。
またまた、先の話と思いたいです。
火曜日右後ろ足のレントゲンを撮ります
悪化してきてお散歩も直ぐに帰りたがってトイレを
済ませたらすぐ帰宅🏠👣してます。
トワが12歳を過ぎたある日のこと
トワの穏やかな寝顔を見ながら
いつか別れる日が来ることを思い
涙が止まらなくなったことがあります
それからはそれまで以上にトワと過ごす時間を
大切にするようになりました
トワが晩年になって過ごした数年間の思い出は
私の一生の宝物です
明日は先代ナナの3回目の命日ということもあり、
より感動してしまいました。
あと1か月と余命宣告され、延命治療はせず、うちで穏やかに過ごそうと決めました。
でも本当にこれで良かったのかと葛藤の日々。
最後の日は、顔もあげれず寝ていたのに、急に私を探すように顔をあげ…。
急いで抱き上げるとその瞬間に旅立ちました。
最後に私を呼んでくれたこと、ナナからの最高のプレゼントだと感謝しています。
素敵なお話をありがとうございました (^^)
ないかもしれませんが、最期の時まで一緒にそばにいられたことはとても大きなことだと
思います。たとえ、そばにいられなかったとしてもそれまでにすごしてきた時間は我が子にとっても
私たちにとってもかけがえのない時間です。大切な思い出とともにきっとまた会える日がやってくると
思います。姿を変えてきっと・・・
ありませんように。
だんだん、歩かなくなってるかな、ケイチーも。走るのも昔に比べたら
思いっきり走らなくなりました。見ていて年をとったかなって思います。
近所のプラムちゃんが8歳、ケイチー9歳、トトちゃん10歳。みんな少しでも
長生きしてほしいなって思います。
この投稿のお話、素晴らしいですよね。こんな風にきっと言えない気がして・・・
限られた命って思うだけでオロオロしそうです。
思っていました。あうんの呼吸と言いましょうか、何も言わなくても
お互い無理を言わない、させないって関係がすばらしいなってブログを拝見していて
思っていました。
トワ君のお写真を見てると、とても穏やかで、トワ君がよっしーさんを見守ってるって感じも
します(笑)時々、頂いたトワ君のフォトブックを開きたくなって、トワ君に会います。
いいなぁ、こんな関係。大切にしていてもあっという間に過ぎて行ってしまう時間。
それなのについつい無駄遣いをしてしまいます。
この冬はたくさんのお友達が旅立ち、その別れの日を思って、涙することがたびたびでした。
宝物ですよね、本当に。たくさんの写真を撮って整理する中で、シニアになったケイチーの
顔立ちが特に好きでしかたがありません。
トワ君の白いまつ毛の目元、大好きです。また、会いたいなぁって。
ママさんにとってはこの3年間、とてもお辛く、長く感じられたかと思います。
余命1か月だなんて、宣告されたらどうしていいか、わからなくてただただ、泣き暮れてるかもしれません。
本人が一番、辛いでしょうし、痛みがあるかもしれませんものね。大丈夫、だいじょうぶって
声をかけてあげながらも、自分の中で泣き崩れてしまいそうです。
感謝を言いたかったのでしょうね。
スコッティ君もにっこり笑ってくれたことがありました。
最期の最高のプレゼントですね。
夢でナナちゃんが会いにきてくれるといいですね。
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