兄弟の絆
2016/11/19
いよいよ佳境を迎えつつある、大河ドラマ 「 真田丸 」

舞台は、徳川 vs 豊臣の 「 大阪冬の陣 」 へと移り
真田家の戦国絵巻も、ついにクライマックスへ …

前作の第45話 「 完封 」 では、大阪城を包囲する
徳川幕府軍20万を相手に、籠城する豊臣方が大健闘 …

特に、大阪城の南に築いた出丸の真田丸に籠り
父昌幸譲りの知略と軍略を駆使しながら奮戦 …

圧倒的兵力の前田・井伊・松平の徳川前線部隊を翻弄し
壊滅的な打撃を与え、戦前の大方の予想を覆す大勝利を挙げた
真田左衛門佐幸村 …

この戦いでの見事な采配ぶりから
真田日本一の兵 ( つわもの ) と称賛され
後世に、その武勇を残すことに…

さらに幸村は、半年後の大阪夏の陣の折
戦場から大阪城へ引き上げる際に
味方の3倍、約15万の徳川幕府軍の眼前で
馬上から悠然と …
「 関東勢百万と候え、男はひとりもなく候 ! 」
( 徳川幕府軍は数こそ多いが、勇気ある武士は1人もいない )
と、大声で豪語したと伝えられています
いやぁ、実にカッコいい … (#^.^#)

敵ながらあっぱれと、大御所徳川家康は冬の陣の和議の後
大活躍の幸村に対し、「 信濃1国の国主の座 」 を与える条件で
徳川方へ寝返るよう説得工作を試みます …

関ケ原の後、14年に及ぶ紀州九度山での
長く辛い配流生活を送ってきた幸村の眼前に
生まれ故郷である信濃40万石の国主の座が …

しかし幸村は、そんな好条件には目もくれず
「 信濃1国どころか、日本の半分を下さると言われても
それがしの所存が変わる事はなく候 」
と利得の大小ではなく、最後まで己の中の反徳川と
今は亡き太閤殿下と秀頼公への忠義を貫き通す ☆
そう、まるで16億円超のメジャー球団のオファーを蹴ってまで
最後は育ててくれた恩義のあるカープへ戻って来た
男、黒田投手の様に …

自らの真田武士としての矜持やアイデンティティを曲げてまで
天下人家康という大勢力に飲み込まれるのを良しとせず
例え日本中を敵に回しても、己の信念に基づいて
華々しく散る道を選ぶ、その潔き壮絶な生き様 …

そんな幸村が、後世人気を博すのは
ある意味、至極当然かもしれませんね (^-^)/

しかしながらケイチーパパは、そんな武勇に秀でた幸村よりも
その兄の信之の生き様に、より強い感銘を受けるのであります

関ケ原で徳川に弓を引いた、父昌幸と弟幸村の助命嘆願に始まり
幕府の目を盗みながらの、14年に及ぶ九度山への仕送り …
そんな中、徳川幕府に潰されない様にするための
細心の注意を払いながらの、苦心の真田家の領国経営 …

そして、ようやく幕府の真田を見る目が緩くなった頃合いに
今度は弟幸村が、こともあろうに大御所家康に反旗を翻し
大阪の陣で徳川方に大打撃を与える …

家康亡き後は、かつて上田合戦で真田に煮え湯を飲まされた
大の真田嫌いの2代将軍秀忠に睨まれない様
今まで以上に最新の注意を払いながら
真田の家名を残すべく、孤軍奮闘した信之 …

己の信念に忠実に生き、そして死んで行った幸村に比べ
耐え難きを耐え、忍び難きを忍びながら
真田家の家名存続ために、己を抑え
耐え続けながら生きざるを得なかった信之 …

この兄の、長き忍耐の日々がなければ
真田家は、目の敵にしていた徳川幕府によって
とうの昔にお家断絶となっていたのは、間違いありません …
また、真田家を託せるこの兄あればこそ
幸村は心置きなく、反徳川を貫けたのではないでしょうか ?
兄上、後の事は任せたと …

後世に華々しく名を遺す弟幸村に比べ、地味な印象は拭えませんが
残した功績では決して見劣りしない、兄信之 …
現代社会に生きる者として
幸村よりも、信行の生き様に強い共感を覚える
( 幸村のマネは、絶対に出来ない : 笑 )
そんなケイチーパパなのでした (#^.^#)

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comment
歴女ではないのですが、この
徳川あたりの歴史が大好きなアタチ・・食い入るように
読みました。
面白かったですm(_ _)m
歴史は本当に感動的で無情を深く感じます。私はパパさんと同様に兄信之の生き方に感銘・・・・・・・・。
そして最後のケイティの寝顔にホッと癒されました。
頭に入ってきます。NHKの大河ドラマだけはケイチーぱぱの
おかげで面白くみることができます。
それにしても教科書に載っていない事までよく知ってると
私は感心しちゃってます(笑)
Dr.GRさんも歴史に強そう・・・真田幸村の名前は聞いたことがあって知っていても
こんなに深くは知らないだけに・・・真田丸の話にのめり込んでしまいます。
信州を車で走っていてもここは・・・って歴史の話が始まることがしょっちゅうです。
今日のお話は長かったぁ~~最後までおつきあいくださってありがとうございました。
ケイチー、先に寝るよってさっさとねてしまいました(笑)
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