泣き虫のおかあは今日も泣いている
でも、死んでしまったワタシには
何もしてあげられない
そばに寄り添っていてあげるだけ
おかあはワタシの存在に何も気づかないけど・・・
( 優李阿先生が受けたパーシーちゃんからのメッセージ )
いつも、ケイチーのお友達の絵を
心を込めて描いてくださっている
ロッタとパーシーのおかあのMIKAさんパーシーちゃんとのエピソードやMIKAさんの想いを
優李阿先生の
「 犬たちからのメッセージ 」 の本の中で 語られました
MIKAさんは みんなの絵を写真から こんな素敵な絵に描いてくださるのです
盲導犬を引退したパーシーちゃんは、2009年7月2日
MIKAさんちにやってきます
盲導犬の一生は、
繁殖させる
「繁殖犬ボランティア」さん
育ての親の
「パピーウォーカー」さん
盲導犬として訓練する
「訓練士」さん
「ユーザー」さん
引退したあと、家族の一員として最後の日々を過ごす
「引退犬ボランティア」さんへと
リレーされていきます
毎日、「 おかあの金魚のフンだね 」って笑われるくらい
パーシーちゃんは MIKAさんの後をくっついて歩きます
パーシーちゃんは、おかあの自慢
パーシーちゃんは14歳の時に悪性腫瘍が見つかります
MIKAさんと二人三脚の病気との闘いが始まります
2011年4月に余命半年から1年と言われていたのに
パーシーちゃんはMIKAさんの気持ちに応えよく頑張ります
それでも
16歳のお誕生日を迎え、11月16日に倒れて、とうとう寝たきりになります
それでも12月2日のMIKAさんのお誕生日を一緒に祝い
2012年12月14日 MIKAさんのところから旅立ちます
MIKAさんのパーシーちゃんへの想いがつづられています
こんなにも愛情深く、パーシーちゃんの最後の犬生を支えられたMIKAさん
「 人のちからは 素晴らしい
すべての力が大きな支えとなって パーシーの命を つないでくれた 」
と、MIKAさんは語ります
パーシーちゃんにとっては、次々と一緒にすごす人々が
変わり、ケイチーのようにブリーダーさんからやってきて
一生、私達のもとですごすのとは違います
短い間でもこんなにも強い絆で結ばれたパーシーちゃんとMIKAさん
パーシーちゃんは桜の季節が大好きでした
「 おかあは美味しいお弁当を奮発して作ってくれて
近くの公園にお花見に、何度か連れて行ってくれた 」
MIKAさんが大好きなこの写真
「 ワタシが死んでしまって 満開の桜を見るたびに
とても悲しそうに涙を流すの・・・ 」
パーシーありがとう
泣き虫のおかあだけど、もう泣かないパーシーの差し金と思えるくらい いろんな人たちの支えがあって
人は独りではないということを こんなにまで 痛感したことはないと
MIKAさんは言います
パーシーはおかあの宝でした
パーシー、心よりありがとうMIKAさんの章 『 最後のパートナー 』は この言葉で終わります
MIKAさんはパーシーが亡くなった後も
中部盲導犬協会や日本サービスドッグ協会などへの ボランティアのお仕事をされています
パーシーちゃんが来る前から、野良犬が生んだ保護犬のロッタちゃんや
保護した猫ちゃんたちのお世話をされています
私にもいただいたパーシーちゃんが繋いでくれたご縁
これからもずっと大切にしていきたいと思います
パーシーちゃん、素敵なおかあ
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